常陸野組合の概要

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概要
常陸野カーネーション組合は茨城県内12市町村に点在するカーネーション生産者15名で組織されている生産組合で、全国的にも珍しい組合です。 カーネーションの出荷は全量共選出荷をしており、大田花きと水戸中央花きの2市場に出荷しています。 また、販売額の精算は、JA常陸小川農協が行っています。 毎月一度行われる定例会では、特に販売に関する事項(出荷規格の徹底や市場視察の報告など)について検討しています。

組織体制
組合長:組合の代表 副組合長:組合長の補佐(2名) 会計:組合の経理担当 営業:市場との情報交換、予約注文の対応 書記:定例会、組合活動等の記録 その他:資材係や企画係などほとんどの組合員が何らかの役員に就いています。

年間の主な行事
1月 新年会 市場、業者との親睦をかねた新年会、同時に立毛品評会の表彰式も行います。
4月 総会 役員改選や事業、予算の報告及び承認を行います。
7月 反省会 前年度の反省及び来年度の出荷計画や品種の選定などをします。
8月 家族旅行 組合員、及びその家族を含めた親睦旅行を行っています。
111月 立毛品評会 組合員全員の圃場をすべて回って栽培管理や品質について審査を行います。
毎月 定例会、市場視察(出荷期間中組合員が何組かに別れ持ち回りで行っています。)

組合の歴史
1974年 常陸野カーネーション研究会発足
1982年 常陸野カーネーション組合に改名(共販するために段ボールの規格、デザイン、生産者番号などを決めた)
1983年 共販する市場を大森市場とし、秀2L品のみを出荷、市場視察を毎月一回実施する。
1984年 第一回立毛品評会を実施(以降、毎年実施)
1990年 共選共販を開始した、県内の筑西カーネーション組合と合併した。
1995年 全量共選共販を開始した(共選市場を大田花き、水戸中央花きの2市場とした)
1996年 新規格「スーパーひたちの」を出荷 、日本花き生産協会カーネーション部会技術研修会を茨城県で開催。
1998年 北海道七飯カーネーション組合とのリレー出荷に関する協定を結ぶ。
2000年 第43回全国カーネーション大会が茨城県で開かれる。組合員は全員協力し大会を成功させた。

あゆみ
現在の組合の前身である常陸野カーネーション研究会は、カーネーション栽培の研究、情報交換と親睦のために1974年に結成した。 当初6名であったが、その後加入者があり11名で活動した。
1982年にはカーネーションの共販を行う営利団体として研究会から組合に衣替えし、新たに出発した。
1990年には県内の筑西カーネーション組合と合併し、総勢22名という大きな組合になりましたが、 その後一部の組合員の脱退などがあって現在15名で活動した。
1999年に初代会長の息子さんが加入され、16名になり、組合の中も世代交代が進む。現在2世組合員は2名加入しています。
2000年に初代会長塙さんが息子さんの加入後に引退しました。また、県内の生産者から新たに1名加入がありました。

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